先日、駅にて。

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先日、駅にて。
大量の人が次々降りて行く中で、ごろっと音がしたので見ると、少し離れた場所で誰かの財布が床に落ちたとこだった。
後ろの人がすぐ拾うだろうと思い見ていたら、誰も拾わず財布をよけて降りて行く。
いつの間にか落ちた財布の周りだけぽっかり空間が出来ていた。
人が川ならサイフは中州やな〜とぼんやり眺めていて我に返った。
いやいや、なぜ誰も拾わんのや。

終点までこのままだったら手元に戻るまで時間かかるよなぁ。盗まれるかもやし。
降りる駅ではなかったけど誰も拾う様子がないので、人波が途切れた隙に財布を拾い電車から降りた。
駅員さんに渡そうと改札へ向かおうとした時、血相変えて階段を駆け上がってくる若い男の子が。
声をかけたらやっぱりその子の財布だった。
落とした瞬間、周りの数人は気づいた様子だったのに誰も構わなかったのが自分にはちょっと衝撃的で、「東京砂漠〜♪(死語!)」と思わず頭で歌った出来事だった。


ふた月ほど前、関西のある駅で。
電車から歩幅5センチくらいのおじいちゃんがヨチヨチ降りようとしていた事があった。
周りにおばちゃんや若い子がいて、おじいちゃんを両脇から抱えて何とかドアが閉まる前に降ろしてあげようと必死になっていた。
その電車に乗ろうとしていた私や周りの人たちは、遠くにいた駅員さんに「まだ降りる人いてる〜!」と手を振って猛アピール、かくしておじいちゃんは何とか下車することができたのだった。

どっちもたまたまの事で、これだけで関西は〜とか関東は〜とか言うのは違う。(東京砂漠とか言っときながらだが)
けど、事後感?ていうの?後味が対照的な出来事だったので、財布の一件のあとすぐこのおじいちゃんのことを思い出して何かもやっとしたのだった。


その後、用事を終えてトイレに行って鏡を見たら、お気に入りのイヤリングが片方無くなってる!
どこかで落としてしまったらしく、近くを探したけど見つからず…。諦めるしかない。
「財布も拾ってくれないのにイヤリングなんか誰も気にかけないよね〜。」とやさぐれた気分で帰宅した。
いいことしたのに何か仇で返された気分やん。(どう考えても自分の不注意だが。)

帰宅後、早帰りだったダンナくんと一緒に昨年の年末ジャンボ宝くじを開けて番号を見た。
(※ウチでは夏と年末の年2回宝くじを買い、次の販売日直前まで開けずに高額当選の妄想を楽しむ変な習わしがある)
そしたらなんと、自分の方に1万円の当たりがあった。
なんとまあいいタイミングで開けたもんだ。
今日のあれこれを宝くじの神様に「まあこれで収めたって」と言われたような気がした。


写真は雨の日比谷野外音楽堂エレカシの音漏れライブにて。(駅の一件とは全然違う日)
昔は興味なくても、年を重ねたことで聞きたくなる音楽もあるものだなーと自分を新鮮に思う。