気づいたら師走も半ば

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気づいたら師走も半ば。
師も走る忙しさだが、師でない私はほぼ座っている。
座って何をしているかというと、ここひと月ほどは発送作業に追われていた。

毎年恒例のカレンダーと年賀状。
今年は早めに作ったので、秋冬はぼーっと発送作業だけしたらいいやとのんびり構えていたら、ネットショップの予想外の売れ行き好調の波にさらわれた。
私製年賀状の余りほどつぶしがきかぬものはない。
在庫を出さないよう少量で再印刷していたのだが、10日ほどで在庫が尽き再印刷、を何度も繰り返すハメに。
印刷ロットが少ないと利益も少ない。でもいつ特需が終わるかとビビるため大量発注は二の足を踏む。
もうからん性格やのうと心底思った。

それに加えて切り紙や他の雑貨も一緒に売れる。
ほぼ毎日何かしらの購入があるという状況が数週間続いてきた。
こんな特需はこれまでなかったので、自分の管理能力のなさががっつりと露呈されてしまった。
同じ人に同じ商品を2度送ってしまったり、レターパック定型外で出してしまったり。。どちらも一度きりとはいえ面目なし。
梱包作業も異常に遅く、他の用事に差し障りまくっていた。
ほんま使えん、自分。

私のように人との交流が少なく、個展やイベント参加もあんまりしないモグラ人間にとって、気軽に作品を知ったり買ってもらえるネットの世界は唯一に近い救いの場でもある。
なので、大変な中にもネットのありがたさが沁みた期間でもあった。
ありがとうネット。そして来年もよろしく頼む。
年賀状は完売して特需もそろそろ終わりが近い。
当方の作ったものに目を留めてくれた皆さまには、ここから小声ではあるがお礼を申し上げたい。

作品も商品もどちらも作るのが好きだ。
今年大きかったのは、レーザーカッターと年明けにお会いした台湾の剪紙作家陳先生の一言。
機械と高名な先生を一括りというのはどうかと思ったが、この2つの出来事は切り離せない。
レーザーカッターを使うようになったおかげで、手作業で何時間もかかる作品を買いやすい価格で商品として出す事や、紙以外の商品に展開しやすくなった。
切り紙を機械で切る事には気持ちの面で抵抗があったけど、それを後押ししてくれたのが陳先生のことば。
先生は屋外で大きなインスタレーションも行う方で、その作業にはたくさんのスタッフに切り紙をしてもらうそう。
その際切り方の指導は行わないとのことで、それは”切る作業はただの過程にすぎないから”
販売サイトの私の商品についても、手作業でこの価格は非効率だと指摘されてしまった。

手作業に拘る「作品」と、そこは気にしない人に向けた「商品」の線引きをしていくことも大事だなぁと少し考えさせられた一件で、今年はそれを少し意識して作業するようにしてみた。
工夫して余った時間でもっと作品作りをしたり、本を読んだりする…つもりだったのに、ぜんぜん余裕なし、積ん読の山は高くなる一方。なんでやねん。
来年は時間の使い方を見直したい。。。さすがにこれはネットには頼めないな。

写真はレーザーでの試作。来年の数少ないイベント参加に向けて。