言わぬがBUDDHA

少し前、駅に向かう途中で大学生くらいの男子二人とすれ違った時にふと会話の一部分が耳に入って来た。
「〜まあ、”言わぬが仏”っていうしな。」
スルーしかけたけどイヤ何かヘンだぞ。あっ、「知らぬが」やんか〜。
すぐピンとこなかったし、「それ言うなら(言わぬが)”花”ちゃいますのん。」の脳内ツッコミも全く出なかった私もたいした事ない。

でも「言わぬが仏」の語感、良くない?。
仏様の半目でスーンとした顔って「ワタクシ、無粋は申しませんけど何か?」って言っているみたいだし。
いや、言わぬが仏だけに何にも言わないけど。
そもそも「知らぬが仏」、正しい使い方何だっけ?

1.何事も知らなければ平成な心でいられるたとえ
2.当人だけが知らずに澄ましているようすを嘲っていう言葉

どっちも仏様をそろっとディスっている気もするようなしないような…。
由来をきちんと辿るとそういうことではないだろうと思うけど、ここでは調べない事にする。じゃ、「言わぬが花」は?

あえてはっきり言わない方が差し障りもなく趣がある。

ああ、書いてるうちに仏でも花でもどっちでもいい気がしてきたよ…。
たぶん、あの男子たちは「よけいな事は言わんにこした事ない。」という趣旨の会話をしていたんだろう。

先日込み合った電車内で。
優先座席にどーんと座っていたサラリーマンのおっさんに向かって、近くに立っていた外国人男性が、横に立っていたおばあちゃんに席を譲るよう促していて驚いてしまった。
自分だったら、あかの他人に席譲ってあげてって言えるかな〜。
トラブル怖いし、おっさんも体調不良かもしれんしとか言い訳をしてきっと言えない。
驚くと同時に何か申し訳なく思ってしまった。
ほんまは日本人が言わなあかんのんちゃうかなぁ〜、とか思って。
おっさんは逆ギレすることもなく無言で席を立ち譲っていた。

「言わぬが花」の反対語は「言わぬ事は聞こえぬ」
こっちは仏や花に比べてずいぶんストレートだ。
仏や花だけの世界はキレイで天国(仏だったら極楽か)かもしれないけど、つまらんかもなぁ。
映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」がふとよぎる。

タイトルはルー大柴風に。横文字で綴ると何かかっこ良くなった気もする。
駄文を書いているだけなので、タイトル機能いらないんだけど、外し方分からない…。